仁義の墓場の作品情報・感想・評価・動画配信

「仁義の墓場」に投稿された感想・評価

憚り

憚りの感想・評価

4.5
色調の切り替えやピンポイントの赤、大阪城の正面カット、芹明香のキャラクター設定等、田中登の代表作っぽさを感じたが、そういうことなんですね。田中作の虚無的なルーズさ・ナンセンスを有するショットと、お得意の容赦のない暴力描写、リアリティのこびりついた画の同居。どうしようもないクズが無様に転がり落ちるだけ。血も涙もない恐怖のマスターピース。
超アナーキーなヤクザで仁義もクソもないけど、結局クスリのせいみたいになってるのが微妙だったな

面白シーンは多いんだけど、ちょっとぶっ飛び方に欠ける。その分役者の演技が楽しめる
縦横無尽に暴れまわるカメラ。暴力が発生すると取り敢えずカメラは斜めになる。俯瞰ショットも頻出。モノクロ、セピア、カラーと色彩の移り変わりもやりたい邦題。実のところ渡哲也が何を考えているのかよく分からないところも自由な演出と相俟って素晴らしいと思う。

最初の写真の並列とか、扉の向こうの影や壁にじっともたれかかる渡哲也とか、Jホラーみたいな怖さも感じられて凄く良かった。

赤い風船→出血。
途中からCSで。
もっと有名作で、広く見られていると思っていたが。
ショッキングな内容だけど。
時代的にも日本映画の流れ的にも重要なのではと思う。
赤い風船が重要。(のちに小沢健二に歌われたかは知らないが、ディスカバージャパンが関係しているとの指摘あり。)
次のくちなしの花との、配役のつながりも転生のようで印象深い。
昔に観た記憶。遺骨をボリボリと囓る渡哲也の圧倒的な存在感と、シャブ中の田中邦衛が銃乱射するシーンと、あのラストはハッキリ覚えてる。
破天荒とはこの男なり!
記録よりも記憶に残るヤクザ
でも任侠の世界もシャブ💉手出したら終わり
折角資質あったのに残念
妻の遺骨スナック感覚でボリボリ🍿は名シーン
飛び降り自殺での脳粉砕は凄まじい🧠
文字通り仁義の墓場でした
B

Bの感想・評価

3.7
無軌道すぎるヤクザの話。 
何らかの精神疾患的なもの持ってるんじゃない?
遺骨食うのは、嫌がらせだね笑
この無軌道さは、3-4x10月のたけしぽいなと思ったり。
故渡哲也の主演作。渡哲也さんの出演作品は初めて観ました。

ヤクザのなかでも暴れん坊な主人公がシステム化されたヤクザ社会に矢を立てる。

深作監督おなじみ今回もバイオレンスが凄まじい。今回はサムペキンパーっぽくスローモーションのバイオレンスシーンがかなりありました。

ヤクザ社会に楯突くというかなにか刺激がないと生きていけない男の息苦しさが伝わってきた。

ただ、「仁義なき戦い」の広能とちがい自分の組長を殺すし、「広島死闘編」のギラギラしている山岡ともちがう。
弱いのに楯突いてどんどん堕落に落ちていくクズっぷり。
それでもカッコいいと思ってしまう。

既存社会に反抗する人物は伝説になります。この映画はバイオレンスや下克上を一人の男に投影させ描いている素晴らしい映画です。
渡哲也×深作監督の強烈なバイオレンス。
渡さんの目力はすごい!
舟子

舟子の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇中のナレーションでも言われてましたがまさに疫病神な石川力夫(渡哲也)が無茶苦茶でチエコもどこに惚れたん!?て思いますけれど、女ってイケナイ男に惹かれちゃうのかしら…不幸しか待っていないというのに みかんぽつねん

トイレのぞく
石なげる
遺骨かじる

オープニング曲、
室田日出男が病院の廊下を通っているところ、
芹明香、渡哲也、隣の拝むおじさんのスリーショット、
白黒とカラーのコントラストと映像がかっちょよかったです

そして投身というより壮絶な着地!
血だまりに飛び込んだようなあのシーンは凄まじすぎました
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