香港映画史上に残る、驚愕極まりない世紀の大問題作！
ムーン・リー、シベール・フー主演のバイオレンスアクション！
物語としては、香港警察の女刑事がテロリストを追う、よくある香港アクション。
ただ、何が問題かと言うと、クライマックスの爆破シーンで、主演のムーン・リーとシベール・フーが爆風に巻き込まれて、大火傷を負ってしまい、その事故映像と新聞記事でエンドロールになり、物語が唐突に終わる！と言うメタを通り越した鬼畜過ぎる作品。他にも女性を裸にしてバッタ責めにしたりと、悪趣味極まりないゲスな作品。
『大福星』のシベール・フーや、『霊幻道士』のムーン・リーは、昔はキャーキャー言ってるだけの女優さんだったけど、今作では無茶苦茶なアクションに挑戦してしまい、危うく命を落としかけた作品なんだけど、ジャッキー映画の安っぽい二番煎じ三番煎じもいい作品で、撮影中の大事故を宣伝のネタにするのは頂けない。
ジャッキーの場合は、子供の頃から鍛え上げてるし、スタントマンも本当にレベルが高いからこそ出来た所以で、今作を見ると、ジャッキー・チェン作品の偉大さがよく分かります...。
香港の女優さんに人権無し！と言う究極の鬼畜映画で採点不能な作品です...。
ちなみに監督は、あのジミーさんとは同名異人です！笑
