イタリアのダヴィアーニ兄弟の作品を鑑賞してみました。
お兄さんは近年亡くなってしまったそうで、弟さんが1人で監督したそうです。
著名なノーベル賞作家の遺灰を故郷シチリアまで運ぶって物語です。
全編モノクロで、コミカルな要素はあるものの、荘厳なオペラが流れるアーティスティックな作り！！
かなり地味ー大西なので見る人を選ぶ作品！😅
戦時中のドキュメンタリー映像なども交えながら、しっとりと描いた作品。実は今作仕掛けがあり、その本筋は１時間の尺なんだけど、オマケで短編が付いてくる二本立てになってます。
短編の方はカラーとなり、女の子2人が取っ組み合いの喧嘩をしてる最中、なんと女の子の片割れを釘で刺殺する少年の話。これまた荘厳なオペラが流れる中厳かに物語が進んでいきます。結構難しい作品でした🤨
なぜ少年が女の子を刺殺したのか？日本映画なら、結構湿っぽくなりそうだけど、イタリア映画はサラッと描きます🇮🇹
結構難解で、一回見ただけではよく分からない作品だったけど、鑑賞して良かったと思います。機会があれば考察しながら鑑賞したい🥺
監督の弟パオロさんも、先月お亡くなりになられたそうで...心よりお悔やみ申し上げます。
