ウエス・アンダーソン作品はグランド・ブダペスト・ホテルしかきちんと観たことがないので新作を観る前に今までの作品を年代順に観れる作品は観ようと思い立ちまずはこの挑戦デビュー作から。
若干の昔っぽさを感じつつもこの緩っとした雰囲気良かった。ルーク・ウィルソンのバタくさい顔がなんとも80年代を感じさせますが1996年の作品ですね。
この主人公と友達ふたりが強盗を働くと言う映画なんだけど全員どこか一本ネジが抜けてる感じで絶対上手くいかないんだろうなと感じさせるんだけど全員とにかく純なんだよなあ。コメディ映画であるけれどなんだかキュンとくるものがあるなと感じました。色んなシーン後から思い出してじわっとする。
後、色使いなんかがやっぱりウエス・アンダーソンと思わせる部分があり。
と、良かったな〜と思うのですがウエス・アンダーソン映画を観てるんだという前提からの感想。もしも全然知らない監督作品で偶然観たらどんな感想を持ったのかなと思うとそこはちょっとどうだったのだろうと思ってしまう。
