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ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-のkidのレビュー・感想・評価

3.5
何回も映る列車の描写が、嫌なもの見たくないもの、それでも事実として起こってしまったことを想起させる

自分を犠牲にして真実を正義を訴える2人の姿が立派
特に科学者は、組織内部の人間であったのに悪いものは悪いと線引きし続けていたから素晴らしい

ものごとを正すべき立場の人たちって結局当たり障りのない言葉を並び立てて保身に走りがち
その姿を見た下の立場は絶望しがち
いつの時代も、なんの事象に関しても、どんな組織においても変わらないのかな。かなしいね
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