ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-の作品情報・感想・評価・動画配信

「ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-」に投稿された感想・評価

バチカン カトリック教会がホロコーストを黙認し、ナチス戦犯の亡命に協力的であったという事実が描かれた作品。アイヒマン関連作品などでもこの事実には触れられていたけど、今作で深く知ることができた。

命との引き換えなってしまった「ゲルシュタイン報告」について、最後のクレジットだけではなく、欲を言えば最後の見せ場をしっかり描いて欲しかった。

ナチス/ホロコースト関連23
全編英語。
jun

junの感想・評価

3.6
記録

沈黙したのは神だけではない。

上司の芯の冷える恐ろしさ凄い!
それぞれの結末に絶望する。
alf

alfの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ガス室送りを告発するなんて、SS中尉ゲルシュタインと若手神父のふたりだけでは到底不可能。
ましてや乱世、みな己の体裁保つのみ。
塞ぎまくりの罪の詰み。

“アーメン(まさにしかり)”
司教、教皇がなかなかトッポいお格好。
門番コスやべー
貨車しつこっ。
上司みたいな人ずっとキレキレ。
だっさいカメラワークと演出に終始飽きる私でした。笑笑
内容的にはでも勉強になることが沢山で、
やはり色々と知っているのは最初の方は親衛隊も上の人たちだけで、それについて行けなかったナチス党員もいた、ということ。
orangeloop

orangeloopの感想・評価

3.1
「AMEN」の赤い文字
   ―国際連盟に乗り込む男

化学者として働くSS隊のクルト・ゲルシュタインは
自分が見た恐るべき光景が目に焼き付いている
この事実を世界に告発することを決意する
あえて隊に残って事実を証明しようとした
プロテスタントであったゲルトシュタインの行動
ユダヤ人虐殺のガスの輸送を妨害しようとする
ぐらいしかできない
ホロコーストを実行した者としての苦悩が見える

同じく虐殺を止めようとしたリカルド神父が
自らダビデの星を胸に付ける

カトリック教会とナチスとのパワーバランス

リカルド神父は結局は傍観者であることで
何もできない無力の苦しみに喘いでる

ホロコーストの決死の告発は戦争が終わってから
大きな意味を持つようになる
結果的に命と引き換えとなった「ゲルシュタイン報告」

親衛隊の医師は人として小っちゃいな
ゲルトシュタインの行動を知っていても知らんふり
そして戦後は逃げ切った これも事実
大切な時に真実は表には出ることはない これも事実
かず

かずの感想・評価

3.6
SSの中尉がホロコーストに憤慨!保守的なローマ教皇にリカルドも憤慨!
中尉は戦犯裁判で証言台に立とうとするが...って話。

ナチの肯定的捉え方が垣間見れて良かった。
原題:Amen
SSの衛生部に所属するゲルシュタイン中尉。寄生虫駆除のために施設に納品していた青酸が「違う用途」で用いられていることを知り憤慨。彼はこの大量虐殺を終わらせようと試行錯誤する。
若く勇気ある聖職者リカルドも彼に協力する。

ホロコーストの実態を後に世に伝えた「ゲルシュタイン報告」の筆者。
SSに所属しながらも良心を失わず闘った勇気は素晴らしい。
ユダヤ人輸送・虐殺に関わっている時点で犯罪者ではあるのだけれど。

実在する報告に基づいて作られているから勉強になる。
SS視点や聖職者など、迫害されない側からみつめるホロコースト。

「ユダヤ人は異民族だからドイツを追放されるのは分かりますが、迫害されていいわけではない」というゲルシュタインの訴え。
追放されることに関してはいいんだ……となんだか妙な気持ちになった。

「変えられないものを無視できる人間は幸せだ」
mh

mhの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

ヴァチカンを通し、全世界に知ってもらうことでホロコーストを阻止しようとする武装親衛隊(ナチス親衛隊の一部)の将校と、それに呼応して東奔西走する若きエリート神父の話。
知的障害児たちがガス室に入れられるという、かなりショッキングなシーンからスタート。遺骨が届いて肺炎だったといわれるが、納得のいかない親たち。
労働収容所だと聞かされていたものが絶滅収容所だと知るシーンが怖い。
中から声はなくただ鉄の扉が震えている。ドアアイを覗いたメンバーが目を見開く。中の様子の映像はなかったけど、恐ろしさは十分伝わってくる。
シーンのつなぎに、家畜用貨車が走るカットが挿入される。扉を全開にしているときと、扉を閉めているときがある。
ガス室で使われた毒物チクロンBや青酸カリのくだりもあった。
まだ誰もしらないナチスドイツの虐殺を世界に知らしめようという序盤から、中盤以降は、知ったところで結局誰もなにもできないというテーマに変わっていく。
ナチスドイツ軍がユダヤ人たちを集めているところに、抗議の意味を込めて飛び込む若き神父。
身元が割れてるので殺すわけにもいかず、折衷案で神父はゾンダーコマンドにさせられてしまう。ゾンダーコマンドは死体処理の使役につく代わりにしばらくの間(二週間単位で)生きながらえる収容者。労働監視員のカポとは別。
あの火のシーンもあった。
海外のWikipediaによれば、この映画の火は掘り起こした死体を焼いているときのものとのことなので、「サウルの息子」の火とはちょっと違うのかもかもしれない。
シニカルな終わり方なんだけど、同時に身分を隠して散っていく元ナチス親衛隊たちという描写にもなっている。
まさにナチスドイツのホロコースト全部のせ。なんで知的障害者がとか、イタリア・ローマをナチスドイツが占領しているとか、唐突に出てくるゾンダーコマンドとか、少しは知識がないとちんぷんかんぷんかもしれない。
実話ベースというのがまたビビる。
邦題はもうそういう病気なのでスルー。
いやーすげー映画だったわ。
mallowska

mallowskaの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

一目見て「アメリのニノだ!」とわかった、マチュー・カソヴィッツ。端正な顔立ちは健在でした(ってかアメリと1年しか違ってなかった)。

SSの中でも人道的(?)なクルト・ゲルシュタインが、自分の研究がユダヤ人虐殺に加担してると知り、やめさせようとする。
その事を知ったカトリック教会の神父がリカルド・フォンタナが、ローマ教皇の力で虐殺をやめさせようとするが上手くいかず、クルトと結託する。しかし…。

こう言った観点のホロコーストものは珍しいと思う。

「神はなぜ沈黙したままなのか」というリカルドのセリフがズシっと響く。
BoltsFreak

BoltsFreakの感想・評価

3.3
この時代はヴァチカンも中立を唱えつつ所詮営利団体だったということか。。
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