yoshi

ヒトラーの審判 アイヒマン、最期の告白のyoshiのレビュー・感想・評価

3.1
ロボットに話しかけるように、雲をつかむような尋問だっただろう。
歯がゆさや、拘置所内の殺気が見てとれる。

その実、アイヒマンは死に怯える子供思いの父親であり、弱い人間の一人だった。勧善懲悪は現実ではあり得ないのだと改めて知れる内容だった。

「ヒトラーの歯車にしか過ぎない。」
「アイヒマンのような人間は大勢いる。」
印象深い言葉だった。
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