つねにねむい

カヴァルケードのつねにねむいのレビュー・感想・評価

カヴァルケード(1933年製作の映画)
3.5
アカデミー賞を遡る回
第6回は1933年『カヴァルケード』🇬🇧

ガスライト時代のロンドンから、第一次世界大戦が終わって大恐慌が始まるまでの激動の33年間を描いた映画で、歴史的にも映像的にもかなり興味深かった!
家族を待っている母親の視点から観る戦争は無情そのものでしんどかったな……

新婚旅行でタイタニック号に乗った夫婦が出てきたんだけど、沈没は描かれなかったから「まさか生きてるのか?」と思ってたらしっかり死んでたのは笑った。この時代はタイタニック=死のシンボルだったんだなあ……
でも母親が「タイタニックで沈んだ方が幸せ」と言ってて心に来ました。そうだよなあ。