ナイトライダーズのりょうたのレビュー・感想・評価

騎士の格好でバイクに跨り、立ち回りの興行を行う一座。理想を追い求めるエド・ハリス演じる王ことビリーと、現実的に立ち行かなくなることを危惧したメンバーの間に軋轢が生まれ数人が去っていく。完全にただのイタイ大人だったビリーが途中からかっこよく見えてくるから不思議。ただ時間を使いすぎてるバイクのアクションシーンがあまり面白いと思わないし、それを見てる観客があそこまで熱狂する理由もよくわからない。一度は離れたもののビリーのカリスマ性に惹かれ戻ってきたメンバーとの絆、逮捕されボコボコにされた仲間の復讐を果たすところはかなりいい。でもやっぱりちと長い。