モナ郎

スリのモナ郎のレビュー・感想・評価

スリ(2008年製作の映画)
4.7
現実ならカッコよくなりえるはずのないものをカッコよく撮る。これが「映画の素敵な嘘」だと僕は思っていて、「素敵な嘘」は「つまらない現実」よりもずっと好きだ。それが良いのか悪いのかはわかんないけど。
「結局男はバカだった」っていう感じも上手く言えないけど、グッとくるんだよなあ。。
移り行く香港の街をフィルムに残しておきたかったっていう撮影動機も良い。ジョニー・トー作品初めて観たけどとても好きな監督だった。
モナ郎

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