MoscatoBianco

ヒッチ・ハイカーのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

ヒッチ・ハイカー(1953年製作の映画)
3.0
連続殺人ヒッチハイカー(役名エメット・マイヤーズ)の話です。
こいつを親切にも乗せてしまったロイ・コリンズ(クルマの修理屋)とギルバート・ボーエン(製図者)が数日間困らされるわけです。

話はカリフォルニア南部から始まります。マイヤーズは2人に、メキシコのサンタ・ロザリアまで行くことを命じます。そこから船でカリフォルニア湾対岸のグアイマスへ渡ることを目論んでいます。

Googleマップで見るとカリフォルニア南部からサンタ・ロザリアまで緑がありません。茶色一色。映画でも砂漠に巨岩、奇岩がゴロゴロしている風景が続きます。実際に荒野なんですが、モノクロなので余計に荒々しい感じがします。

コリンズはちょっと切れやすい性格です。ボーエンは冷静です。射撃の名手です。さてこれが事件解決に役立つか?

マイヤーズの右瞼は麻痺しています。寝てても右目は開いたままというミョーな設定です。道中ずっと野宿ですが、マイヤーズがホントに寝ているのかウソ寝なのかわかりません。寝てると思って逃げようとすると…。

てな感じのスリリングな話です。
MoscatoBianco

MoscatoBianco