絶海の孤島にバカンスにやってきた男女が殺人鬼一家、巨大人喰いゴキブリ、そしてゾンビとあらゆる脅威に晒されまくる馬鹿映画。
しかしながらコチラの日本版VHSですが、なんと海外版ではゾンビもゴキちゃんも出てこないという全く別物の映画になっているのだ。
今作の投げやりさ満載の設定を海外版では一切排除して、後に新しく撮影された映像と今作の元の映像のいい所だけを繋ぎ合わせた全く別物の孤島サバイバル映画になっており、ラストの意味不明なバッドエンドはおろか、主要な登場人物まで増えているそうな。
つまり今作の見どころである所の部分は日本のVHSのみのオリジナルバージョンという事になるのです。
しかし日本版での明らかな失敗を汲み取ってか監督の涙ぐましい隠蔽工作努力も虚しく、一新した筈の海外版でさえ今作の世界的評価はZ級のポンコツとして海外の映画マニアたちの中では語り継がれたそうな。
そんな海外のポンコツ映画マニア達の中でも意外にも日本のVHS版の方が馬鹿そうで人気になってしまったのは監督も大誤算だったようでしょうなぁ