わせ

囚われの女のわせのレビュー・感想・評価

囚われの女(1968年製作の映画)
3.5
服従とは自己放棄、そしてその気持ち良さはクセになるのだという言葉。堕落的で破滅的なスタンに人妻のジョセが惹かれていく。自ら沼にはまり、溺れ、同じところまで堕ちて堕ちて、その先にある快楽。性的欲求の解放は本能、そして自己の解放でもあった。スタンの撮る写真はとても妖美でいて、濡れ場は肌の質感そのものを映し出すような美しいものだったし、終盤のサイケデリックな演出は何とも素晴らしい…。
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