黒人が島へやってきて少女と出会う
少女は黒人への偏見を持たないが、少女と同居する島の管理人の男はそうではない
簡単に言えばフランケンシュタインみたいな話
レイシズムの要素を含む映画は、それが最大のテーマでなくともレイシズムの映画とみなされる傾向がある気がするけど、どう見てもこれは少女が成熟する瞬間を描いた作品で、中心は白人でも黒人でもなく少女だと思う
執拗に女の子に着替えさせるシーンをアップで撮り、男はそれを触る
黒人男には友人として、白人男には異性として接するところからしてもこの映画は少女が女性になる転換点を鋭く描写していると思う
つーかかなり際どい描写もあるが、これがオッケーなのにキューブリックがロリータの映像化を日和ってただのロードムービーにしたのは何故なんだ