じゅんP

もののけ姫のじゅんPのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
3.8
初めて劇場で観たジブリ作品。

前半は何だろう、描かれる自然、生、命。どれも圧倒的。
アシタカとサンが初めて対峙する場面なんて、何も起きないけど美しい。あの場面での超えがたい距離を詰めてしまうアシタカのかっこよさ。

そして後半は、不毛な争いがざわざわと深化していくにつれ、どうにもならないもどかしさに心を揺さぶられます。
それでも「生きる」という、不完全だけど意思のこもった答え。
やっぱり、何度見ても圧倒されます。
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