たん実

もののけ姫のたん実のレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.7
かやにもらった大切な玉の小刀をサンにポォーーン!!笑

いや、何度見てもいい映画

アシタカの男気、素晴らしい。

そして女人禁制と言われていたあの村で、エボシ様を筆頭に女性が大活躍している背景に現代の女性が社会で貢献している事も重ねて観れる。

エボシ御前
「男は頼りに出来ない。しっかりやりな皆。」


いつの世も女は強し!

アシタカがたたら場に辿り着き、温かい村人たちにおもてなされいい雰囲気だったところからーー
サンが村に攻め入るシーンから状況は一変する。
・たたら場の人間はエボシの信条に揺るぎない信頼を寄せる
・方やアシタカは人間と森、双方が幸せに思いやる世界を願う
・サンは森を滅ぼそうとする人間に立ち向かう
3つの気持ちがここでぶつかり合いそれぞれの正義があってとても見応えがあるし、
何より"人の心"というものをアニメーションから感じさせる。
ジブリファンであれば(そうでなくても)
きっもここで視聴者はどれが正しく、どれが悪だと判断することは出来ないと思う。そのどれもがもしかすると一つの答えに導かれれると確信しているかもしれないから…


大人になってわかる、気持ち揺さぶられる何度も見たくなる映画です🎬

でも小学生の時にビデオで見て、戦で腕がもぎれるシーンやら頭がぶっ飛ぶシーンはちょっと不安な気持ちになったのはお愛嬌


【ラスト】
コーロクが「シシガミは花咲かジジィだったんだ」
と言って
荒れ果てた森が蘇ります。

シシガミは人間同士が争っていることに怒っていたのかな。みんなが仲良く平和に過ごしてほしいって思っていたのかなー、、
たん実

たん実