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もののけ姫のringoのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
4.1
発展する人間と自然の中で生きる獣たちが共存するためにアシタカは生かされたと思いました。
乙事主様が大量に血を流しながらもシシ神の元へ行こうとするシーンは何度見ても辛い。
そして、エボシ様はタタラ場の人を想っているとは思えませんでした。女性を自立させようとする心は感じましたが、どうも悪の部分が滲み出ていて「人間は嫌いだ!」となります。
宮崎さんは映画づくりの中でキャラクターに肩入れをしすぎるそうです。なので、エボシ様はあのような結末になったという訳です。
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