おとう

もののけ姫のおとうのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
5.0
「それぞれの『生きる意志』にグッとくる」

ジブリにおける名作中の名作を映画館で観れるなんて、、、
映画館はスターウォーズエピソード9以来約半年ぶり。
そして映画館でもののけ姫を観るのは23年ぶりです。(当時小さかったのでほぼ記憶なし)

いやーもう最高。極上の音響で久石譲。最高すぎる。
もののけ姫の音楽って荘厳な感じであったり、おどろおどろしかったりするので、映画館の音響が非常に映えます。ナウシカと迷ったけどこっちにしてよかったなと、音楽の観点で感じました。

ストーリーは言わずもがな。これまで多分20回ぐらい観てますが、毎回Wikipedia見てしまうぐらい大好きです。
アシタカ、サン、エボシ、もののけ、タタラ場の人間それぞれが生きようとする様がいいんです、アツいんです。

対立する森とタタラ場が本作の基本図式ですが、そこに割って入ろうとする(というか横槍入れてくる)侍勢力や、エボシの裏にチラチラ見える師匠連とやらも絡み合い、一筋縄じゃいかない構成も大好きです。
でも、それらを全部ぶっ壊すシシ神さまも大好きです(笑)

今までは単純にエンタメとして大いに楽しんでたんですが、今回スクリーンを通して観て、初めて本作のメッセージ性的なものを受け止めることができた気がします、少しだけ。
おとう

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