【4本目・ラスト】イオンシネマ1DAYpass
1DAYパスポート、大本命の作品。
恐らく20年弱ぶりに見たが、こんなにもディテールに凝った作品だったのか、と驚いた。「ナウシカよりも圧倒的に細かいじゃないか」と思ったが、ナウシカは1984年の作品とのこと。
どうなってるんだ、おい。
改めて見ると、キャラクターデザインのレベルが異常なまでに高い。登場人物の見た目の印象と、パーソナリティの整合性が上手に取れており、子供が見ても分かる。
感情の起伏もシンプルかつ丁寧に描かれており、キャラクターの軸がブレないのも、洗練された印象を大きく与える要因の1つである。
良い、非常に良い。
ジブリ作品に共通して言えるのは、強く、繊細な女性像を描くのに秀でていること。特に、もののけ姫に登場する女性は、男共よりも遥かに逞しく、強い。
モロとエボシは、立場と価値観は違えど、隣にいるのは社会から弾き出された女性というのが、何とも皮肉で、面白い。
不朽の名作の一角。ジブリを映画館で見られたのは幸いだが、コロナをキッカケとした客寄せというのが、何とも形容しがたい。
今後もジブリに限らず、名作を定期的にリバイバル上映して欲しい。
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頭・目・腰・尻に痛みは特に感じず、満足感いっぱいで9時間半にわたる映画漬けの１日を終えた。
疲れは感じていないはずだったが、体は正直なもので、寝落ちし、1度も目が覚めずに10時間睡眠の末、(関係あるか知らんが)軽い痔になった。
1DAYパスポートの魅力の1つに、「普段、映画館では選ばない映画を見やすい」ことだと感じた。是非とも再び企画していただきたい。
