RyotaMれんたろう

もののけ姫のRyotaMれんたろうのレビュー・感想・評価

もののけ姫(1997年製作の映画)
5.0
映画館で観れて感謝でしかない。
大画面ももちろんやけど大音量。
体に響いてくる。改めて映画館で観ることの意味を教えてくれた。

尊い。子供の頃に金曜ロードショーとかで観てたけど理解せずに観てた。
大人にこそ観て欲しい。

それぞれの愛と優しさが神々と人間達の戦争に繋がってしまった。

自分に呪いがかかった元凶を見つけても曇りなき眼で見定めようとするアシタカ。
たたらばを踏んでる時に女達に生活ぶりを質問してる時がそれ。
鉄を作り森を根絶やしにしようとしてるエボシも守るべき者があり優しい慕われた長だった事を知り、悩む。

人間を恨みながらも人間を育てるモロに戦争は止められないと怒られ、一度は諦め森をさろうとする。

でもなんとか戦争を止めようと決心するアシタカ。

こんなにそれぞれのキャラの気持ちを考えて見たことなかった。
感動した。
ちなみにアシタカがカヤからの首飾りをサンにあげちゃうのがよく話題になるけど
あれは、実質アシタカは村を追放された身になっててもう戻れない。
そんな未練を断ち切る為に手放したんやと解釈しました。