Jeffrey

再会のパリのJeffreyのレビュー・感想・評価

再会のパリ(1942年製作の映画)
3.0
本作は1942年にダッシンが監督した長編3作目で、1940年のナチスドイツによるパリ占領を背景にした現代もので、レスリーのオリジナルストーリーをマービンやコネリーなどの3人が脚本家したもので、この度DVDで初鑑賞したが良かった。主演のクロフォードも後にいて無邪気な脚本や共演したジョンとのミスキャストについて語っているそうだが、女性が戦争と言う現実に目覚めることや、恋人の対独協力が偽装されたものだったと言う素朴なストーリーは無邪気と言えば無邪気で、冒頭の第二次大戦勃発時のナチス侵攻のニュースリールが表すように、同時代の状況描くことによるリアリティを積極的に取り組んでいる作品なんだろうなと感じる。反ナチ物語にラブロマンスを絡めた作品などが好きな人はオススメ。
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