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絹の靴下のricoのレビュー・感想・評価

絹の靴下(1957年製作の映画)
3.5
ルビッチ「ニノチカ」のリメイク。
ガルボをシド・チャリシーというのはハマリ役だが、真面目なロシア役人なのでメイクも衣装も地味なのが残念。エスター・ウィリアムを彷彿とさせる(とばっちり、、)ジャニス・ペイジが、歌要因だったのだろうが、踊れないのかダンスが微妙で、前半アステアがひきたたない。彼女のダンス全部削ればよかったのに。アステアにチャリシーが惚れるような訴求力が感じられず。

とはいえ、シド・チャリシーの踊るシーンらどれも素晴らしいし、赤のブルースも良かった。「stereophonicsound」もとてもいいナンバー。
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