れちゃん

絹の靴下のれちゃんのレビュー・感想・評価

絹の靴下(1957年製作の映画)
4.0
つかみが微妙で、この映画借りたの失敗だろうか…と思ってごめんなさい。超面白かったです。
絹の靴下ってか、普通にストッキングなんだけど、終始ストッキングの話で終わるわけではありません。笑

シド・チャリシーがとても美しく、そして色気が尋常じゃなく、脚線美がすごすぎて、クラクラでした🥺🥺
ニットワンピで迫らないでください…死ぬ
う、美しすぎる…と一時停止ボタン押したこと何回か。

アステア兄さんはパリで働くアメリカ人、音楽関係の仕事をしている人という設定。

ニノチカというMGM映画のリメイクだそうです。(シド・チャリシーの役名もニノチカ・ヨシェンコ)
ロシアからパリに行った調査員3人がパリの魅力に取り憑かれ、帰ってこられなくなったので連れ戻してこい!という役目をおった、鉄の女ニノチカ。という部分は一緒のよう。
これは原作?も気になるところ。

ガチガチのロボットみたいだったニノチカが、とある出来事きっかけで壊れたように感情が溢れ出し、豊かな表現者に…(変わりすぎてだいぶ滑稽ではある)

ザッツエンターテインメントに出てきていた、テクニカラーとシネマスコープと立体音響の歌が出てきて懐かしくなった!あぁこのシーンだったのね!と。

ダンスシーンもかなり豊富。
パリ見学(ロマンチックじゃないやつ)の後の椅子を使ったダンスもすごい。
シド・チャリシーが絹の靴下(ストッキングです)に履き替えて、一人で部屋の中に散らばってるお着替えグッズをダンスしながら収拾していくシーンもなかなか新しい。とにかく美しすぎます。おみあしが〜〜〜!

我慢できずに(?)アステアがようやくタップダンスを披露すると、「それで何かうまれましたか?」と言い放つ、ニノチカ。
アステア兄さんは、「ごもっとも」という返事しか返せません。

調査員のおっさんトリオもなかなか良いキャラしてるので、着目!最後の方のシベリア行きの歌がおもしろい🤣そして、ロシアのおばさん亭🇷🇺ネーミングセンスに笑う

ニノチカ名言集
顔立ちに嫌悪感は感じません

心が静まる
もう一度

便利さより美しさで物を見るなんて
生まれて初めて
れちゃん

れちゃん