ミナズキ

プレイタイムのミナズキのレビュー・感想・評価

プレイタイム(1967年製作の映画)
4.0
ジャック・タチ監督作品。124分。

-2024/1/4(木)-⑤
playtime(プレイタイム)=遊びの時間
情報量の多すぎるコメディという印象を受けた映画だった。見返すたびに新たな発見ができそう。音楽も好き。
コメディ映画だとは知らずに見ていたので、最初はユロ氏の行動にイライラしていましたが夜会のシーンあたりから面白くなりました。しかし、情報量がとても多い。人が入り乱れる中で起こる様々な出来事が起こる。背中に王冠マークがつく(何故ついたのかわからないのでもう一度見返したい)、服が破れる(何故、椅子と関係しているのか分からないのでこれももう一度見返したい)など。ユロ氏がガラスのドアを壊したことにより、風穴があいたような状態になり、いろんな人が夜会に乱入し厳格なものが崩され、"遊びの時間"になった。
終盤の車が動かず円形の道路が動いているように見えたのは、車を動かしてそう見せていたのか?後で知ったが、ユロ氏が"Mr.ビーン"に影響を与えているらしい。
働き勉強すること、も大事だが遊びの時間も大切にしたいと思いました。