プレイタイムの作品情報・感想・評価

プレイタイム1967年製作の映画)

PLAYTIME

上映日:2014年04月12日

製作国:

上映時間:125分

ジャンル:

4.0

「プレイタイム」に投稿された感想・評価

ノノ

ノノの感想・評価

3.5
どの瞬間を切り取っても絵になる計算し尽くされた映像は、とにかくお洒落さとセンスを感じられずにはいられない!ただ途中少しだけ退屈を感じてしまったのは私の未熟さ故でしょう…笑
てんま

てんまの感想・評価

2.9
3時間近くよくわからないものを見た。ある意味びっくりした。これを芸術というのかもしれない。芸術映像
モナ郎

モナ郎の感想・評価

3.8
大好きなシーンとそうでもないシーン両方がある映画だった。そしてそのごった煮感が魅力でもあった。
ただ、これ系統の作品だと「地下鉄のザジ」の方がよりぶっ飛んでて(これも十分ぶっ飛んでるけど)楽しかったかなあ。
Ichiro

Ichiroの感想・評価

3.4
画面の中そこかしこで出来事が発生する映像に見入ってしまう。映画というよりタチの作った世界を覗き込むような感覚。ただ、小ネタのギャグが続く作風はドラマ性に欠けた。
林檎

林檎の感想・評価

4.4
ジャック・タチの創り上げた「タチ・ヴィル」と言われる大規模なセットにただただ圧倒させられる!1000億以上の莫大な制作費がかかっているだけある…

こだわり抜かれた2時間の映像。色の統一感が素晴らしすぎる。スタイリッシュなモノトーンをベースに温かみのあるブラウンやオレンジ系の色味が差し色となっていて、たまにグリーンやブルーもちらほら。ここまで細かく構図や装飾を考えられるかんて本当にすごいとしか言いようがない。これが60年代の映画だなんて。

所々に散りばめられた小さな仕掛けが面白く、そこもさすが。そういえばユロ氏見てないなぁと思ってたら、ふと現れたりと、とにかく登場人物の誰かに固執してなくて、広い視野で画面全体で起こる様々な出来事や人々を鑑賞する感覚。外国のアニメにも多いような構図で、こういうのすごく好き。
Jasminne

Jasminneの感想・評価

4.8
完璧なフィクション。オールセットだなんて信じられないよ。銀色のビルとか近未来風になっている部分でセットだとわかるんだけどそれにしてもすべてが本物。フィクションを撮るための本物を監督がわざわざ作って救済を受けられずに経済破綻している。
主役のいない映画だし、あえていうなら主役はセットでありフィクションであるという事実か。おもしろかった。
nknskoki

nknskokiの感想・評価

4.7
ジャックタチ監督の集大成
およそ1100億円かけてパリに都市を創って撮影したという、ジャックタチが文字通り"本気を出した"この映画

フランスのパリと聞いてすぐ思い浮かんだのが建築家コルビジェの提唱した「ヴォアザン計画」や「輝く都市」
の実写版のようなガラス超高層ビル群
メタリックな内装もとても私好みでジャックタチ監督ってもしかして名建築家なのでは?と思ってしまうほど
少しコルビジェに影響されてるのかな?
…おっといかん、俺の建築ヲタクの部分が少しアンニョハセヨしてしまった

構図の美しさやあいかわらずの爆笑シーン連発で難しい映画が嫌いな人にも是非オススメしたい内容
特にガラスの使い方は印象的

あー、久々に映画で大爆笑した🤣
moto

motoの感想・評価

5.0
満点です。

本当に画面内が大騒ぎになるほど、小さな笑いの要素、もしくは「事件」?「事故」?というべきなのか、それが次から次へと重なり画面上に映り込むから一時の気の緩みもできない、常に画面では「何か」が飽和している状態であった。それはうるさいと捉えるのか、豊かであると捉えるのか、それは見るもの次第であるしもしくはそもそも各シーンごとで違ってくるのかもしれない。自分でもわからない(笑)

前半部分の高層ビルを舞台に主人公が迷いこむ一連のストーリーで高層ビルのほぼ真透明なガラスながらも内外が物理的に遮断され、外界から遮断された均質でかつ絶対的な空間の反復、そして壁を隔て相対している位置関係にありながらもお互い壁面上のテレビを見ている描写であったりなど、近代建築のみならぬ技術の高度な発展を背景とする近代社会に対する皮肉をユーモアを交えて見せてくれたのではと感じた。

ただ、タチは決して消極的な態度を抱いていたわけではない、社会は、この世界は時代とともに前進していってしまうが、その先は決して恐ろしいことではない、きっと明るい未来があるはずだ、という願いともとれるような描写がクライマックスの一連のシーンとその音楽が示してくれたと私は思っている。

全編を通して彼は自身の遺作であるということもあり、ふんだんに、彼自身のこの世界に対しての愛とそして憧憬を表現したかったのではないか。大金をつぎ込んでTati-Villeという巨大なセットをつくりそこでかれは彼なりの世界への愛と憧れを画面いっぱいになるように詰め込んだのだと僕は感じました。

それが僕に伝わったのか、自然と笑みがこぼれでてくる楽しい映画でした。
オールタイムベスト。
マジモンの狂気。
冒頭数分のカットが何を語ろうとしてるのか全然分かんないのに異常な完成度の構図。
この調子で二時間だったら発狂するとこだったけどユロ氏が出てからは落ち着くので安心する。

ずっと町を映していたのに最後の最後で空にカメラが行くのがエモい。泣く。
KanKawai

KanKawaiの感想・評価

5.0
1967年作品。撮影日数345日。総制作費15億フラン(当時のレートで約1093億円)の大作。会話なしのシチュエーションで笑わせるアイデアと技術。美しい瞬間の数々。何度も見たい映画。
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