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北国の帝王のnobutakaのネタバレレビュー・内容・結末

北国の帝王(1973年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

スーパーヒーローものでもあると思う。
突出した力を持ち宿敵がいて
また、力を横取りしようとするものも現れる。

劇中、ナンバーワンは生きた鳥を捕まえて移動するところが2度も描かれるが 自由の象徴を手にしている人物 という見方は安直だろうか。

Yは体制側のはみ出し者だが、自身のルールに従って生きる猛者。
自身が唯一認める敵との対決が、実現することになる。
帝王を自負するXもまたYとの戦いに万全の準備をもって臨む。そんな中、野心のみを持つ者も戦いに紛れ込む。三者三様に自分こそがこのテリトリーZに置いて王者なのだと主張する。
Xは当初足を引っ張りつきまとう野心家に辟易していたが根性を見込んで助け、教育を施す。しかし、Xに恩を仇で返す形で裏切りを重ねる野心家。
野心家はYと対決するもあっさり追い詰められる。そこに現れたXはYと最後の対決に。死闘を繰り広げる2人。XはYを殺さずZから追い出すところで決着。
野心家もXによって追い出され最後の忠告をうける。帝王になる前に人間になれ、心がなければ何にもなれない。と。


XはZ自由の王者として資質を手にしている
。そこにそのZを横から奪い取ろうとする者があらわれる。Xはその野心を見込んでそのその者を助け、教育施すも Zを手にするためのY心、誇りが欠けているものには無駄なことだった。
Zをかけた最終決戦ではYをもつXが勝利する。
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