はじめてのロジャーコーマン作品。
小さな花屋で働く冴えない男がそれと知らずに食人花を育て始める。夜の間は花を大きく育てるためあれこれし、昼には食人花と知らない客たちが珍種見たさに押しかけて店は繁盛していく…という物語。
ロジャーコーマン節なのか、深刻な場面でもなんだかユーモラス。ジャックニコルソンが、べつに居なくても本筋に差し支えないキャラクターを活き活き演じてる。
いまの映画に慣れているとあれこれ言いたくなるところはあるんだけど、嫌いになれない優しさというか、うまく言えないけど好きの方が多い作品。
