FREDDY

ラビット・ホラー3DのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ラビット・ホラー3D(2011年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

「呪怨」の清水崇監督が満島ひかりを主演に描いたファンタジー・ホラー作品ということで。印象としては、可もなく不可もなくといったところですかね。まず、描かれている物語はありきたりで、真新しさは感じられませんでしたし、これといって心惹かれるようなものはなく、正直に言ってしまえば、面白みに欠けるかと。

今里キリコを演じた主演の満島ひかりをはじめ、香川照之や大森南朋といった演技派俳優の共演はとても魅力的だったのだが、脚本や演出、演じた役柄が微妙なので、彼女らの個性が全く活かされていない印象を強く受けましたし、これは仕方のないことだとは思うのだが、キリコの弟である今里大悟を演じた澁谷武尊の演技力がどうも気になってしまい、物語に入り込むことができませんでした。

あと、冒頭の瀕死のウサギを安楽死させるシーンがネタバレ要素が強いので、オチが見えてしまうのはどうかと思いますし、そもそもの話、ホラーというよりはダーク・ファンタジーといったところで、恐怖心は全く煽られませんでした。純粋にホラー作品を求めている人にはオススメは難しいかと。本作は子供向けの作品かもしれませんね。
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