スタンダード

V-マックスのスタンダードのレビュー・感想・評価

V-マックス(2002年製作の映画)
3.0
【デモリション】


『ある2人が意気投合して』
『車で一旗上げようぜ的作品』
見始めはそう思い、
結構面白いと感じていました。


でも中盤から、
喧嘩や色恋沙汰が顕著となり、
『人間の醜い部分』
が表面化していきます。


今であれば理解できますが、
昔は純粋な娯楽を求めていた。
だから相当幻滅しました。


でも夢から覚めて、
朝起きて玄関の扉を開けた時、
車はバラバラに解体されていた。


その解体は幻想の解消であり、
甲斐性なしの自分にとって、
印象的な結末となりました。