スルガ

狼の時刻のスルガのレビュー・感想・評価

狼の時刻(1966年製作の映画)
3.8
現実か幻か。

画家のユーハンが失踪した。妻のアルマは彼が残した日記帳とともに振り返る。

冒頭から視聴者に語りかけるように始まる本作。アルマ役のリヴ・ウルマンは当時ベルイマンのパートナーでもある。当時のベルイマンは人格破壊に興味を抱いていたとか。

本編は難解かつ読み解きづらいもので困惑させられる。ユーハンが抱く恐怖心から生まれる幻覚とも見れる。鳥人間や人食い一家など怖い要素もあった。
スルガ

スルガ