狼の時刻の作品情報・感想・評価

『狼の時刻』に投稿された感想・評価

ryu
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ペルソナより地味だし面白い映画ではない。とはいえ、暗いシーンのライティング、撮影は素晴らしい。ロウソクやマッチ、暗闇に浮かぶ表情の陰影、シーツをかけられ横たわるヴェロニカ。
マックスの後ろに立つ少年…

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北海の小さな島で暮らすことになった画家のユーハンと妻のアルマ。彼らの生活は、ユーハンが妻の絵を描くといった仲睦まじいものであった。しかし長くは続かない。妻のもとには謎の老女がやってきて、夫の本心が隠…

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4.1

スゴいものを見た!という感想。半世紀以上も昔の白黒映画だと言うのに、まあーどのシーン、どのカットも絵的に緻密に作られていてインパクト大、カメラワークも凝っていて、その効果たるや絶大、とにかく怖い作品…

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やっぱりベルイマンは画面がキマりすぎている。どうなってるの?
城の人たち性格悪すぎて京都出身かと思った。おわり
tam
5.0

この世にこんな映画があって僕はすごく幸せ…楽しい、贅沢、セラピー受けてるみたいに満たされる

絵を描くみたいに自由な白黒の扱われ方がかっこよくて大好き。岩場の釣りのシーンのコントラスト強すぎる画とか…

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ベルイマンのホラー。
クローネンバーグ、リンチ、キューブリックのシャイニングなどに影響与えまくった後半の狂いっぷりが凄い。

これも顔に対する尋常ではない執着が御多分に洩れず顕在している。顔と精神不安とをベルイマンは中期以降描きがちで、今回は自画像や肖像を描く画家に連関して、顔を剥がれることへの恐怖が顔で見事に表される

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Ryusei
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う、こわい。

悪魔のいけにえぽさを感じた。

音の力は偉大、映像も美しい。

不倫はダメ。
このレビューはネタバレを含みます
愛し合うと似るという「ペルソナ」の遠い残響。夫が隣人たちに殺害?される夢魔的シークエンスが重々しくのしかかり全体的なバランスを欠いてしまっているように感じた。
ノノ
4.9

アルマの1人語りのカメラ目線、何度も殴り殺した少年が海に沈んでまた浮かび沈んでいくシーン、ユーハンが城の住人に切り付けられる時の高速カット割り、ババアとの嫌な接近、城の廊下に無数に放たれた鳥…どの場…

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