この世にこんな映画があって僕はすごく幸せ…楽しい、贅沢、セラピー受けてるみたいに満たされる
絵を描くみたいに自由な白黒の扱われ方がかっこよくて大好き。岩場の釣りのシーンのコントラスト強すぎる画とか…
これも顔に対する尋常ではない執着が御多分に洩れず顕在している。顔と精神不安とをベルイマンは中期以降描きがちで、今回は自画像や肖像を描く画家に連関して、顔を剥がれることへの恐怖が顔で見事に表される
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アルマの1人語りのカメラ目線、何度も殴り殺した少年が海に沈んでまた浮かび沈んでいくシーン、ユーハンが城の住人に切り付けられる時の高速カット割り、ババアとの嫌な接近、城の廊下に無数に放たれた鳥…どの場…
>>続きを読む魑魅魍魎のような奴らを不気味にとらえた悪夢のような映像もさることながら、事件の顛末を語る人物が最も信用ならないというのが一番の不条理で恐怖。それを演じる役者といい、そこにはベルイマン監督のプライベー…
>>続きを読むカッコいいベイルマン。かっこよさがうまく言語化できない
すこぶる暗く、重い。暗いっていうのは光もあるけど、テーマとか、作品そのもののトーンも暗い。嫁はかわいそうだし、ユーハンも終始辛そう。主人公を追…