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終わりで始まりの4日間の映画mystyleのレビュー・感想・評価

終わりで始まりの4日間(2004年製作の映画)
1.4
『どうでも良い話がひたすら流れ続けてる映画。少し話がねちっこい。良い話だけど、心には響かない。』

ヒューマン、カントリー
ほのぼのしっとり系

 今回の話は、精神問題を抱えた主人公が、女性との交流を通して生きる意味を見つける映画。

 麻薬でハイになるシーン。自分は見てるだけ、楽しいわの中に入り込めないような演出。彼は病気で感情を感じれない。そのため、自分は傍観してるだけ関わっているという主体性を感じれないのである。それを踏まえた演出。俗に言う離人感を見事に表現している。


 ただ、どうしても物語が単調になりすぎている。観客を惹きつけておく力が映画に感じられない。普通の映画は、起承転結の構成が多いし、物語の起伏がある。しかし、この映画は舗装された一本道をひたすら進むという感じ。まったく転ばない。そういう映画も結構好きなんですけど、今回はハマらず。。一言で表すと“しつこい”という印象。


 同じような種類の映画を見るなら、「エリザベスタウン」おすすめします。単調になりがちなところを、上手くひねりを加え、綺麗に整えてあります。という事で、お終い。ご愛読ありがとうございました。
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