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原始獣レプティリカスのワンのレビュー・感想・評価

原始獣レプティリカス(1961年製作の映画)
3.0
ツンドラ地帯の鉱山で採掘作業を行っていたスベンド(ベント・メディング)は、地中から血の付いた肉片を発見する。その肉片は科学者が調べた結果、爬虫類と哺乳類の中間の進化段階にある古代生物とわかり"レプティリカス"と命名される。デンマーク水族館のマーチン教授(アズボーン・アンダーソン)の主導のもと、培養液で再生させる実験が行われたが、レプティリカスは予想を上回る速度で再生。ついには壁を破って脱走してしまう。


冒頭の組織の断片が動くシーンは素晴らしい。戦車やバズーカ砲が出てきたりして本編は本気っぽいが特撮との画質の差が激しいので同じ映画とは思えない。レプティリカスが放つ緑色の粘液がどんな影響を与えるのか説明されないのが不満。無駄にキャラクターが多い。跳ね上げ式の橋から逃げ惑う群衆が落ちるシーンは良かった。
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