マッシュroom

原始獣レプティリカスのマッシュroomのネタバレレビュー・内容・結末

原始獣レプティリカス(1961年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

北極圏の銅の採掘現場でボーリングの先端に付着した血液と
ドリルの溝に食い込む肉片
ドリルの摩擦熱により溶けたと思われる永久凍土に眠る化石。
研究のため水族館へ持ち込まれるが…




  ☆ --------------------- ☆




          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓




揺れ動き崩壊する家、怯える家族
緑の光線を吐きながら家族を喰らうのですが
怪獣動画に人間のシールを張り付けたような合成感。
そのチープさに比例するかのように
大砲、ライフル、戦車機、爆弾と戦場さながらの大盤振る舞い。
街を逃げまどう人々や怯え橋から転落する人
焼け焦げ瓦礫となった家
破裂した水道官などリアルな面もあり
怪獣を倒すぞ!的な武器を使う所が最大の見せ場なのかも。
おそらく公開当時は凄い作品だったのかと思います。
どうせなら怪獣にお金を注いで欲しかった。
これといった人間ドラマもなく怪獣もチープなのですが
にわか怪獣ファンとしましては
街を破壊させる怪獣と街のジオラマなど
当時の特撮技術を目にする事ができて良かったです。