オーウェン

精神科医ヘンリー・カーターの憂欝のオーウェンのレビュー・感想・評価

2.5
精神科医とはいっても患者はハリウッドの関係者。
ゆえに突飛な人間たちを多く相手にする。
そういう人間を相手にしているうちに、精神科医自身の精神も参ってくる。

映画としてはその辺の混乱状態をシニカルに描きたかったのだろうが、見ている側としてはどこを楽しめばいいのかと逆に混乱する。
そもそもイライラしている人間しかいないのだから、それを延々と見せられてもね。

ケヴィン・スペイシーの独演でもあるのだが、流石にこの役で引き付けるのは無理というものだ。
未公開も致し方ない。
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