2004年、ジェフ・シェイファー監督によるコメディ。
高校の卒業式の日に恋人フィオナ（クリスティン・クルックさん）に振られた主人公スコット（スコット・ミシュロウィックさん）、メル友のドイツ人「マイク」を無下に扱い絶縁、しかしその後、「マイク」ではなく可憐な女性「ミーカ」だと分かり、悪友クーパー（ジェイコブ・ピッツ）とともにベルリンを目指します。
途中、双子のジェニー（ミシェル・トラクテンバーグさん）とジェイミー(トラヴィス・ウェスターさん）とも合流し、アメリカ人4人がヨーロッパで繰り広げる珍道中を描いた物語。
おバカでハチャメチャでご都合主義そのものですけれど、まあ、役者さんも皆さま魅力的ですし、楽しく視聴させていただきました。
元恋人フィオナの浮気相手が、いかついバンドのいかついボーカリストで、その役をマット・デイモンさんが演じておられたり、マンチェスター・ユナイテッドのフーリガンがバチカンのスイス衛兵に喧嘩を売ったりと、刺激的な場面も多々ございました。
ミーカの自宅で義理の弟がちょび髭を描いて"Hitlergruß"をしておりましたので、ひょっとするとジェフ・シェイファー監督は今後、五輪の開会式に関わることはないかも知れません。
