デヴィッド・フィンチャーとブラッド・ピットのコンビの3作目です。
最初に見た時はノーマークだった、マハーシャラ・アリが「グリーンブック」の天才ピアニスト役でオスカーを取って大出世。
今作では出番は多くないが、捨てられたベンジャミンを拾った黒人女性の夫役だ。
こういうのがあると得した気分。
ブラッド・ピットに文句は勿論無いが、ケイト・ブランシェットのキャスティングがいい。
中年から寝たきりになる手前くらいまでの演技が特に素晴らしい。
オスカー取れてもいい名演だった。
ロマンスものだが、それ以外にもいいことが沢山ある。
165分の長尺だがしっかり最後まで楽しめた。
最後のボタンエンブレムはオシャレだね。
ちょっと「フォレストガンプ」に重なる。