ベンジャミン・バトン 数奇な人生のSakuraのネタバレレビュー・内容・結末

見た映画の中で一番に入るくらい良かった。
死を待つ人の集まる家で生まれて、デイジーがいながらもでも結局孤独で、記憶を全部失いながら死んでいく。
ストーリーが完璧だし、若さありきの無知さとか、心のすれ違いとか、全部綺麗だった。
時系列の時事ネタもリアルさがあって良かったし、中盤の50-60年代のクラシックな時代の雰囲気が映画にあってた。
ベンジャミンとデイジーの二人の状況が上手く映像に組み込まれてるのも良いし、年齢の隔たりを感じさせる演出も良かった。
前半暗かったけど、中盤の二人の盛り上がり、後半にかけての死への意識っていう展開が良い。
最後の時計が逆回りして水が流れ込むシーンも好き。
またいつか今度誰かと見たい。