これは隠れた良作。英語でいうhidden gemですな。
「弱い人間の心」モノ。ノワールに分類していいだろうか。
こちらはセットアップの20分でメインの2人の事情をじっくり描いたのち、ガツンと2人を引き合わせて映画が走り始める。
そのときに起こる状況が異常すぎて笑ってしまうが。
で、ラストでこの映画の"主人公"はどちらかだったかがわかる。
最後、なんか目線の優しさっていうか、そこに泣いてしまった。頑張れよ、生きててよかったな、っていうかね。
そうか、スチュアート・ゴードンはもう亡くなってるのか...。