大木茂

実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男の大木茂のレビュー・感想・評価

3.0
「燃えよドラゴン」ブルーレイ収録

肉体的なマックイーン、哲学的なコバーンとの交流
喜劇役者の父が太極拳をやっていたりアヘンをやっていたりと知らない話がチラホラ

人が話してる途中なのに違う人に切り替わるの雑すぎるだろ…

ユーモア、スピードを兼ね備えスターになったのに
横柄は自信の表れと言われたり
脅迫と挑戦(足を三回鳴らすのが合図)が後を絶たないなど人気になるにつれ生き辛くなっていったんだな
武術は宗教と同じっていう考えがあるのに
詠春拳を基にボクシングスタイルなどを取り入れジークンドーを発明するが伝統的な武術家からは反感を買ってしまうのも新興宗教みたいだよね
ある意味神でありカリスマであるから胡散臭さはないんだけどさ
ただ教えが型だけでは無く哲学や生き方各自の独自性を磨く思想だから道場をチェーン化するのをやめて
それでも広めたいからって映画という手段を取っているのは凄いな
実際今でも知らない人はいないし世界規模で人気だもんな
有言実行したんだよな

人種的な偏見がないってのが「死亡遊戯」に繋がってるんだなぁ
ハイキックは「ドラゴンへの道」のチャックノリスの提案ってのも面白い

死亡当日は愛人の家にいて麻薬をやっていたって説もあるんだな
あとは息子のブランドンの死因の奇妙さだよな


ヌンチャクって脱穀用の農具なんだな

確かにワイヤーが当たり前の映画に肉体だけで挑むのはリアリティが溢れてるよね
大木茂

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