2021-04-17記。
北アルプスで九州から来た医者のグループが6人死亡という惨事があった2012年5月4日、私も同じ北アルプスにいた。
かなり雪は残っているが午前中は快晴で、山の頂上で昼ご飯たべてウトウトしてたら、にわかに北から黒い雲が出てきて空を覆い、あっという間に吹雪になって驚いた。
当時は初心者だったので、カッパとダウンジャケットを着こみながら、山の天気は変わりやすいって言われるのは本当だなぁ…と思った。
翌日、すぐ近くで6人が凍死したというニュース。ほぼ全員がベテランで、医者だから低体温症の知識もあるのに、リュックには薄いダウンジャケットが入ったままだったという。
重症化が急激に進んで判断力が低下し、動けなくなったというのが識者の意見だった。
それ以来、雪山には行っていない。
