八甲田山の作品情報・感想・評価

「八甲田山」に投稿された感想・評価

この作品には組織の犯す全ての人災が込められている。準備の時点で決定づけられていた運命は少しくらいバタフライエフェクトしても修正が効かないレベルのもしもの余地がない決定的遭難。
今まで最大級の遭難事故を描いた「八甲田山」

恐ろしい。とにかく恐ろしい。
訓練前まではまさか誰もがここまでの事態になるとは思ってなかったでしょう。

2つの部隊が訓練に臨んでいますが、多少の状況の違いがあるとはいえ、しっかりとした準備と他人の警告をちゃんと聞けてさえいれば、最悪の惨事だけは避けれたんじゃないかと思います。

それなりのフィクションは入っているものの、ほぼ実話の大惨事。これを映像化したのは本当に凄い。
撮影も苛酷だっただろうな…
日本軍冬の雪中行軍演習大失敗って話で人間の無力、愚かさを表してるとは思うが、この作品が何故名作とされるのかよく分からない。撮影は大変だったとは思うけどさ。
ぱぐ

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3.7
北大路欣也さんと健さん、部隊数も経路も違う……自然の脅威を前に、もっと必要な事とは。
木白

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3.0
「天は我々を見放した」
小学生の頃に見てトラウマに。
氷の斜面でどんどん死んでいくのは恐怖でしかない。
役者さん達めっちゃいい仕事してる
ゆう

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3.5
まじでこわい。
当時の状況。
日本の過去最低気温を記録した寒波が北海道にきたときの青森の山。
装備、軍手とか足袋、あと軽いマント。
気温マイナス20度、体感温度マイナス50度。
三日間歩き回ったけど直径数百メートル程度のとこをぐるぐる回ってただけ。
食料、水分、初日に凍って破棄。
寝たら死ぬから固まって足踏み、つまり寝てない。

ほぼ実話。
Hagiwara

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3.3
「天は我々を見放したッ」ってCMが当時すごく流行った記憶があります。当然、小学生だったので、ちゃんと映画を観た記憶は無かったのですが。
雪中行軍さながらの撮影で、過酷さが映像からにじみ出ていて、リアリティを感じます。
小林桂樹さんや三國連太郎さんなど、晩年の好々爺な印象がありましたが、当然お若いので、一瞬誰だかわからなかったり。
みんな若いので印象がちょっと違ったりで面白いのですが、健さんはあまり変わっていなくて、ただ立っているだけでカッコよく、哀しみや寂しさを感じさせる。
吹雪の中の撮影で、みんな雪まみれ。画面はほとんど白く飛んでいて、役者さんの顔は黒く潰れていて誰が誰だか判別が付きにくいw
しかし、よくこんな映画を撮ったなと。
notitle

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3.6
先日観たドキュメンタリーと色々違うくて少し調べたら、こちらは脚色してる模様。この描写だと、歩兵第5連隊が浮かばれなく、少し可哀想。立ちはだかる究極の選択の連続の中、抜け出せなかった負のスパイラル。プライドと、行き過ぎた精神論が人を殺める。
aya

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4.0
天は我々を見放した。


母が最も好きな映画らしい。
納得、わたしはこの人の娘だわ、
わたしが羊たちの沈黙を好きなのと同じ意味合いで彼女は好きなのではなかろうか。

日本映画、もっとこういう風に発展すれば良かったのに。
昨今の漫画原作アニメ原作は、あまりに薄っぺらの過ぎると思うのです。正直飽き飽きしてる。

うちの大学の齋藤孝教授が、国際映画祭で海外の映画監督から、「日本の映画は終わった」と言われたと講義するわけですよ。

「八甲田山に銃声なし」
とは当時小学生だった妹の言。
この遭難事件は史実として本当に悲惨なものなのだけど、この映画を撮影したスタッフをはじめとするキャスト、すごくないですか?!役者魂というにもほどがあります。本当に死んでしまうと思いました。

秋吉久美子さん、良かったです。印象に残りました。
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