八甲田山の作品情報・感想・評価

「八甲田山」に投稿された感想・評価

2015/1/30
明治35年、大隊210名中199名が死亡した「八甲田山雪中行軍遭難」という実際の事件を題材にした作品。
1977年の公開時、小学生だった私は姉と観に行った。
「凍死は、死の直前に体温があがり暑くなり、着衣を脱いだ状態で死んでしまう」ということを初めて知った映画。
雪の中の過酷なシーン、三國連太郎の嫌な上司っぷり、北大路欣也の優柔不断さにイライラしたことには覚えがあったので、小学生の私には衝撃的な一本だったんだろう。
最近、遭難の責任を感じて自殺した大隊長が、実は陸軍の陰謀で毒殺されたのではないかという記事を読んで興味が湧いていたときに、「追悼健さん」でクローズアップされていたので3?年ぶりに観てみたら、3時間弱があっと言う間の、古さを感じさせない壮大な作品だった。
シンプルなストーリーを丁寧に描いた古き良き日本映画だと思う。
今の技術で画像の鮮明さがアップしたら、さらに見応えある映画になるのになぁ。
かとう

かとうの感想・評価

4.7
凄まじい、言葉が出ない

脚色のしようがない事実故に、映画として魅せる撮影手法と俳優たちの演技力の高さに驚かされる、、
keko

kekoの感想・評価

3.6
地元の映画なので、親近感から何度も観ています。毎日見ている八甲田山で実際にこんな事があったんだ、という気持ちと、当時ここまでの豪華なキャストが撮影に来てたなんて!すごい!という気持ちと、観ていて自分まで寒くなってくる程の吹雪のシーンはお見事です!そして何より高倉健、ほんとカッコいい!
わ

わの感想・評価

3.5
講義で中盤だけみて、気になっていたのでDVDを借りた。

3時間弱、時代物なのでどうしても退屈してしまうところもあったが全体を通して興味深く面白かった。

講義で大体の背景は分かっていたが、
ウィキペディア片手に並行して背景を確認しながら鑑賞した。

映画では2つの連隊の組織性を分かりやすく対比させて表現されていた。と思う。
船頭多くして船山に登る。(は少しニュアンス違うか)

神田大尉があまりにも不憫でつらい。
やっと見れた。
撮影したスタッフと俳優陣に
ただただ感服するしかない。
凄すぎてこの映画を表する言葉が
出てこない。
これは重く厳しく寒い上に、虚しさだけが残る、"戦争"という中で行われた狂気の(訓練)だ…

戦争を知らない私達、映画や資料やドキュメンタリーでしか知らない私達

そんな私達にこの映画を観て「どうだい?懸命ながらも儚く散っていく命って美しいだろ❓」なんて感想は持てない

散々、映画を観ているからこそ、戦争以前にここまでの愚かな訓練を美化せざるを得なかった当時の帝国日本の心情を慮るのみ…💧

いつの時代も、遠謀深慮に長けている年輩者があれこれ机上で発案し、身体の動く若者が散っていく

それは変わらない…
2017年10月29日
録画していたのを見ました。
雪をなめていたら・・
どんな ささいな事でも、
油断すると、取り返しできないと・・
肝に銘じておかなければ!
マト

マトの感想・評価

3.5
たった1カットの数秒のためにとんでもないところから遠景で映してたりするこの手間暇。
それにしてもロシアからの侵攻を想定した演習にしては苛酷過ぎるだろ。
健さんチームは運も味方してるとはいえまぁ要領良くやれてるわな。それに比べて北大路欣也チームの罰ゲーム感&無理ゲー感ハンパない。上役から横槍が頻繁に入って指揮権を蔑ろにされるなどしてグダグダに。対応も臨機応変ではなくもはや行き当たりばったりといった感じがありありで、ひたすら振り回される欣也大尉には同情を禁じ得ない。そういう経緯があっての「天は…天は我々を見放した」の名ゼリフ…堪らんです。
案内人の少女(秋吉久美子)にちゃんと敬意を表して敬礼する健さんかっこいい。
shuto149

shuto149の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この映像を撮った方々が、映画のようにならなくて良かった。
と思えるぐらい過酷。

原作では31連隊の案内人に対してずーっと下に見ていたけど、映画では案内人に敬礼しているのが、映画化なんだなと思う。
制作陣に低頭、低頭、低頭…特に木村カメラマンに低頭。よくまぁ極寒吹雪の中よくフィルム凍らかせず撮ったなぁ~低頭。戦時中のロシア戦略の為の調査雪中行軍話。旧陸軍ダメダメ話。組織論話でこんな疲弊した(基準がぶれてる)組織じゃイケイケのうちは良いが最終的には戦争に負けるわけだ。津軽の風景が映り込むと津軽人としてかなり感情移入する。地元贔屓だが青森を舞台にした作品は名作になる!!今作でも健サンは勝ち組でカッコイイなぁ~
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