八甲田山の作品情報・感想・評価

「八甲田山」に投稿された感想・評価

関取

関取の感想・評価

3.4
無能な上司に逆らえないのって本当に辛いですね。三國さんが非常に素晴らしいダメ上司でした。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.0
重厚な雰囲気の中、安いホラー以上にバッタバッタと人が死んで行く。そこがむしろリアルでおっかない。だんだんと暗さで誰が誰なんだか顔を見てもわからなくなるのがまた怖い。高倉健が主役だけれど特に印象には残らない。役の幅の狭さとして、例えば欣也と健さんを交換したら成り立たない映画だろうなあとも思う。丹波、三國、欣也などの芸達者がいてこその映画かな。その後があったのはいいけど、でも長すぎ!
龍太一

龍太一の感想・評価

2.5
魂の震えが止まらないが、だからいい映画かと言われるとそういうわけではない。忘れられないのは三国さんの変わりよう。最後の本当に最後の、顔
K1ngdam

K1ngdamの感想・評価

3.7
昔の映画も味があり見応えがありました。
日本の戦争映画等は昔の方が迫力あって面白いですね。
高倉健はやはり日本の宝です。
KUBO

KUBOの感想・評価

4.0
名作「八甲田山」を4Kリマスター版にて鑑賞。劇場公開時から3〜4度目となる。

亡き母が青森好きで、いっしょに酸ヶ湯温泉に行った良い思い出があるのだが、実際にその「酸ヶ湯」が撮影隊のベースキャンプになっていたらしい。

見初めて最初に感じたのは、映画の時代感を一番感じさせるのは音楽だな〜ということ。過去を描いた時「画」の撮り方自体にはそれほど差異はなくても、流れる音楽で古さを感じる。ブラス、ギターサウンドなんかがメインだと「昭和」だな〜って感じる。「映画音楽」の持つ力って、大きいな〜と。

次に軍の会議に顔を揃えるメンバーにワクワクする。高倉健、北大路欣也、三國連太郎、小林桂樹、丹波哲郎…、その誰もが若い!

鑑賞後のトークショーで北大路欣也さんと、当時撮影監督だった木村大作さんの貴重な話が聞けたが、

あの雪中行軍のシーンは遠景であってもエキストラではなくフルキャストで行なっていたということ、

当時はCGなどないので、吹雪のシーンなどはそのフルキャストが5時間、吹雪くまで待って撮ったということ、

その撮影の際、木村大作が赤い外套と帽子をかぶっていたので「赤鬼」→「鬼の木村」という呼称が生まれたこと、

あまりに木村のやり方が厳しいので、飲み会の時に俳優陣の不満が爆発し、木村をボコボコにした件、

その際馬乗りになって殴っていたのは北大路欣也だった件、

ラストシーン、北大路欣也が棺桶の中に4時間前から入って高倉健を待ったということ、

その棺の中の北大路欣也と対面した高倉健は、中に北大路欣也が入っていることを知らずに棺を開け、絶句して嗚咽を漏らし、橋本忍の脚本を全て吹っ飛ばしたけど森谷司郎監督はその迫真の演技に「OK!」を出したこと、

相手役の神田大尉役に北大路欣也を指名したのは高倉健だったこと、などなどなど、

その他、おなじみの木村節も多々飛び出し、本当に楽しく、貴重なトークショーだった。

改めて見て、過去の実話に基づく話ではあるが、その中身は「いつの世も中間管理職の辛さは同じ」ということをしみじみと感じさせられた。

みんな三國連太郎が悪いんじゃん!(^^)。もう一言、加山雄三、もっと早く進言しろよ! さらに、少女の頃の秋吉久美子の可愛さにしびれた!(今はあんなに怖そうだけどね)

名カメラマン木村大作の原点! 昭和の大スター勢揃い。撮影に3年かけたという、二度と撮れないだろう超大作! 大きなスクリーンで再び見られたことに感謝!
Sho1004

Sho1004の感想・評価

3.7
長いのに飽きない。
これが史実ということが恐怖を増長させる。
そこらのホラー映画よりも実は怖いんじゃないかな。心理的な意味で。
Yoshimitsu

Yoshimitsuの感想・評価

4.5
自分の大好きな主役級の役者さんたちが勢揃いしていて嬉しかった! ホラーじゃないのに恐怖を感じた映画だった。
傑作です。
佳子

佳子の感想・評価

3.7
TSUTAYAみんなが愛してやまない365本
87本目
重い…。長い…。
でも、すごく努力して作られてる作品。40年以上も前に、冬山でこれだけの映像のロケを敢行したことは、本当に死と隣り合わせだったと思う。無能な上司の恐ろしさ

このレビューはネタバレを含みます

森谷司郎監督、橋本忍脚本、木村大作撮影、芥川也寸志音楽。新田次郎『八甲田山 死の彷徨』原作。1902年(明治35年)、ロシアとの開戦に備え、寒地装備・寒地訓練を兼ね、青森5連隊と弘前31連隊が雪中行軍。27名と少人数編成だった後者は助かるが、210名の大所帯だった5連隊は199名が凍死する。冷静に上官のプランの不備を指摘する徳島(高倉健)と、言いたいことを飲み込み無茶ぶりに応じてしまう神田(北大路欣也)の対比、上官のエゴにより指揮系統が乱れていく様子、精神論に導かれた死の行軍、褌一枚で狂死する兵士など。
最強寒波襲来の夜に見る。史実の無茶ぶりに輪をかけた撮影隊の無茶さに慄然。娘と一緒に「なんで⁉」「止めとけ‼」と叫びながら鑑賞。だって顔も判別できない雪まみれのあの人やあの人。なぜそんな遠景で撮る?「もう人形でいいじゃん」と暴言を吐く娘。あまりの恐怖に身も心も凍えてしまった。
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