OSHO

八甲田山のOSHOのレビュー・感想・評価

八甲田山(1977年製作の映画)
3.4
1902年、陸軍が雪中歩行訓練中に遭難、210人中199人が死亡した事件をベースにした1977年の映画。
北大路欣也の「天は我々を見放した」の台詞は当時の流行語。
私は、初鑑賞。

日露戦争前の日本、寒いロシアでの戦いに備え、陸軍は一度入ったら生きて戻れないと言われる真冬の八甲田山の歩兵訓練をすることに。
高倉健率いる31連隊は弘前から、
北大路欣也率いる5連隊は青森から、
それぞれ八甲田山をめざす。

メンバーや登り方などは、それぞれの隊に一任される。
八甲田山登山中に死ぬ可能性が高いと考えた高倉健の31連隊は、自身と志願兵を中心に最低限の27人、
一方、5連隊は上層部のプライドで210人の編隊を組んで登山することになる。
その八甲田山は猛吹雪で、特に北大路欣也側の5連隊は命懸け…という物語。

1902年の人たちは当然のこと、1977年の撮影も、CGもない時代だし、たぶん、本当に吹雪のなかの撮影と思われるし、撮影陣と俳優たちは本当に大変だったんだろうな…とは思ったけど、

中盤以降はほぼずっと吹雪のなかの壮絶なシーンの連続で、個人的には間延びした印象。私は好きじゃないタイプの映画でした。
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