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少林寺VS忍者のdpunchのネタバレレビュー・内容・結末

少林寺VS忍者(1979年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2017年 74作目

邦題からすると少林寺と忍者の対決ってそれこそ中国対日本ってくらいの大戦争な映画なの?
って思って観たのですが、全然そこまで大げさな内容ではありませんでした。

御曹司で中国武術の達人アタウ(リュー・チャーフィー)の家に嫁いだ日本人妻弓子(水野結花)がこれまた実は日本武術の達人で互いの技を見せ合ううち夫婦ゲンカになっちゃって妻は日本に帰っちゃいます。
アタウは書生の入れ知恵で妻に戻って来てもらう為に妻への挑戦状を送るのですがそれを見た幼なじみの三蔵(倉田保昭)は日本武術への挑戦と受け取り各種の日本武術の達人を引き連れ中国のアタウの元へ対決の為向かうのです。

と、ストーリーは大体こんな感じです。
ジャケットではいかにもリュー・チャーフィーと倉田保昭の宿命の対決のような感じになっていますが前半半分は倉田師匠は全く出てこずひたすら新婚夫婦の武術ゲンカが続きます。
そして妻弓子が日本に帰国したあたりでようやく我らが倉田保昭師匠の登場となります。
(ここまでくるのが結構長かった…)

その後はお待ちかねの達人たちによる日本武術対中国武術のシーンに突入、特にクライマックスの倉田師匠との対決はこの当時にしてはなかなかにキレのある戦いで見応えタップリでよかったです。

そんな中超絶ビックリしたのが、倉田師匠の見せる「蟹形拳」なる技で、まさしく蟹のような格好で高速横歩きで攻撃するといったもので出てきた時こんな顔になって観てました。
→(☉ε ⊙ノ)ノ エッ?
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