シャーリー・マクレーンのおばあちゃんが可愛いんです。
女性として」、母として、祖母として生き抜く女性の姿を自然の姿で描いた家族愛の作品です。
シャーリー・マクレーンの演じる女性の姿が何とも可愛らしい。娘が幼い時に夫を亡くし女一人娘を育てていく。その関係は親子と云うより親友関係と思えるほど境目のない関係だった。
娘が結婚し孫が出来て、独り身になった時に隣に転居してきた宇宙飛行士の独身男。型破りな人生を送っているその初老の男に何故か惹かれていくのだが・・・。
可笑しく、切なく初老にもかかわらず強く生きていく女性の姿を感動的に描いたドラマで、シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンの関係が大人にしか出来ない己を弁えた愛情を感じました。
そして最後にはそれぞれの想いを静かに整理していくのです・・・。そんなラスト・シーンが快い印象として残りました。
