時計台(内部の異様に長い梯子!妻を殺すべくその横木をギコギコ切ってるウェルズの顔!)の大時計で敵役が死ぬのは『カリ城』みたい
ウィリアムとランキン=キンドラーとの対決に思われたドラマが、メアリーの主体化により彼女とランキンとの戦いに展開していくのが面白い。クライマックスでランキンのピストルを奪い、彼に向けて撃ちまくるメアリー(笑)
ぶつ切れに近い編集がなんとも残念。ショットとテンポが全然合わない(ウェルズ曰く、絶対的な編集権を握っていたアーネスト・J・ニムズは 'the great supercutter')。ただ冒頭のマイネッケ逃亡・追跡の場面では高速のカット割りが効果を上げていた
折れたパイプでウィリアムの執念深さを演出してたのは良かったのに、途中からどっか行っちゃった?
メアリーが心配で心臓発作を起こすメイドのおばあちゃんが迫力ある