ストレンジャー/謎のストレンジャーの作品情報・感想・評価

『ストレンジャー/謎のストレンジャー』に投稿された感想・評価

オーソン・ウェルズが監督・主演し、戦後直後1946年にナチの残党狩りを映画にしていることに驚く。最初から元ナチスであることがわかり、穏やかな小さな町で慕われている教師(オーソン・ウェルズ)が刑事(エ…

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3.0

コーヒースタンドのある雑貨屋の店主ビリーハウスとボードゲームをしながら、アリバイ工作を企むオーソンウェルズ。店内を振り返るウェルズのアップをかすめて寄っていくカメラが、始末しようとした新婦ロレッタヤ…

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4.0

オーソン・ウェルズ監督作。

ナチ残党狩りをテーマとしたオーソン・ウェルズ監督作品で、エドワード・G・ロビンソンが逃亡ナチスを追う主人公を演じます。

二次大戦終結直後のアメリカ・コネチカット州の田…

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ノノ
4.5

少しずつ追い詰められていくフランツのクロースアップした顔にあたる怪しい照明、ロビンソンの丸い顔、女の虚な目、時計台の高低差を使った奥行きのあるショット、ラストの怒涛のカット割り…脚本は普通のノワール…

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このレビューはネタバレを含みます

 真顔のロビンソンが怖い。ラッセル・メティの陰影に高低差のある時計塔内の撮影やロレッタ・ヤングの影、映写機前に立つ黒塗りのロビンソンなど画面が充実しており、ラストの銃撃戦ではまさかの突き刺しから落下…

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ナチスの残党の主人公がアメリカで安泰な教師の身分に身を隠していたけれど、かつての仲間を殺したことで怪しまれ始め、少しずつ追い詰められていく。妻に罪をあっさり告白し味方に変えてしまう狡猾さが大胆で面白…

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葉柏
-
白黒映画にしては 演出が良い意味で変わっているなと思っていたら、鬼才ウェルズが監督だったのか。とにかくサスペンスフルな展開で、ずっと飽きることなく見れた。

シンプルに面白かった。
長回しのショットが特に良いと思った。
町の閉鎖感はカメラが似たような場所しか映さないからかとも思ったけど、そもそも町が一つの作られたセットらしい。なかなかこの閉鎖感が活かされ…

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JaJa
3.6

第二次大戦後のアメリカ映画はナチス残党狩り物が多く制作されていたがこの作品もそう。
ナチの悪人と知らされても夫を愛してるためまったく信じないロレッタ・ヤングがなんともいえない。
オーソン・ウェルズに…

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ナチス残党狩りに執念を燃やす戦犯聴聞会委員長(エドワード・G・ロビンソン)を描くサスペンス。後半の飼い犬毒殺、時計への拘りあたりから見事な展開を見せる。

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