コレクション(男遊び)する女。
ダニエルは芸術商をしているが別荘で休暇を楽しんでいた。そんなある日カップルが別荘を訪れる…
エリックロメール監督作品。特集"エリックロメール 6つの教訓話"にて鑑賞、"パリのナジャ"でも感じたことだがこの監督はナレーションを使っての説明が多い。主人公の内面を語るだけでもそこまで説明する必要があるのかというほどナレーションが長くて正直うんざりしてしまった。
そして今作は男をコレクション(遊び)する女をテーマにしており、謎の魅力がある女性アイデが主人公や男性を魅惑していく話になっている。もはや最初のアイデが水着で浜辺を歩くカットは太腿や肘を映すクローズアップがセクシー。しかしセックスなどの性描写は一切なくエロティシズムとはいかない女性の魅力が溢れている。しかし主人公ダニエルがアイデに惹かれていく過程をナレーションで説明されすぎて映画的な魅力はあまり感じなかった。
