クリープ

マルサの女のクリープのレビュー・感想・評価

マルサの女(1987年製作の映画)
3.2
時代を越えて楽しめる作品。伊丹十三は青島幸夫と同じ匂いがする。アフタヌーンショーのレポーターから、デザイナーまで幅広い☘️知識が豊富なので知らない景色を映像化してくれる。更に森田芳光監督より 世渡りが上手そうだ。(だった)

●同伴旅館(ラブホ)の経営者が脱税で、特殊関係人(愛人)に計算書の隠蔽や 口紅の中に印鑑を隠させる手口は面白い。しかも相手の女性が松居一代で 別人のように色っぽい🍒月末になると どんな男の財布も薄くさせるようなタイプだ(笑)
●ラブホテルのスタッフ ルームは、この映画でしか観れない。原子力発電所の制御室のように、部屋の数だけスイッチが並ぶ(当たり前か(笑)とにかく領収書を発行する客がいないため、売上除外し放題。更に 通常の利益率は65%~70%
●テンポがうまい、都会的にクールで、じめじめしない☕ゴールデン タイムの番組を観ているようなライト感☘️
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