うちかわりょう

さんかくのうちかわりょうのネタバレレビュー・内容・結末

さんかく(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

田畑智子が大好きだからずっと見てみたいと思ってた映画。
かわいかったよー。メンヘラでストーカーになった田畑智子とか完全にハマり役だよ…。

この作品がずっと見てみたかったけど見れなかった理由の一つがヒメアノールの監督だったことです。僕はホラーが見れないので自分から見に行くことはほとんどないんですが、去年見た映画の中で1番怖かった映画がヒメアノールでした…。 怖い映画ならちゃんと言ってよ、ちょっとコメディチックなのかなって思っちゃったじゃん…。前半と後半でガラリと印象が変わるヒメアノールを作った吉田監督の映画は軽い気持ちで触れたら怪我をしてしまうのではないかという気持ちがちょっとあって、中々さんかくに手を出せずにいました笑

結果として今回も正にヒメアノールと同様前半の雰囲気からは中々想像がつかない方向へと物語が進行しました。
ただ後半は何回も書いちゃうけどメンヘラストーカー田畑智子が見れちゃうから個人的には最高でした。でもちょっと正直に言うと最高だったのは途中までだったね笑 完全に最後らへんはサイコパスで田畑智子最高最高言ってた僕も引きました笑

ただこの映画の好きだったところはやっぱり笑えるところだったり、思わずつっこみたくなるようなところがたくさんあったところですねー。笑えたシーンほんといっぱいあって挙げてたらキリがないんだけど、例えば主人公百瀬と佳代の妹桃が2人で焼肉を食べてる時ちょうど強い男を好きと言われたから調子に乗って、注文と違う商品を持ってきた店員さんに「骨付きだって言っただろうがコラァ!!!」と叫ぶシーン。キレすぎ笑
或いはラストの方のシーンで佳代と百瀬が復縁するかと思うと、桃ちゃんの彼氏が百瀬が桃ちゃんのストーカーであることを叫び、そこで初めてその事実を知った佳代が「え?」と言った時すかさず何故か百瀬も「え?」と言ってたシーン。お前はえ?じゃねえだろ!笑
とかとかその車乗っててお前が普通を語るか!とかとかあれ、逮捕されるまでの道のり長くね?とかとか…
ほんとにすごく笑えた!

後半では佳代がストーカー化し、恐怖さえ覚えるようなシーンで少し引いちゃったと先述しましたが、そこもなんだかんだ大声あげて楽しんでしまいました笑
佳代(かどうかは結局はっきりしなかったけど)が特に狂気性の片鱗見せる、窓に石を投げたシーンでさえ思わず「嘘でしょ!?」と声を上げてしまった笑

田畑智子ばっか褒めちゃったけど小野恵令奈も可愛かった!声クセになるよね。